横山やすし・やっさん１３回忌…

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「やすし・きよし」のコンビで漫才界のトップを極め、わずか５１歳の若さで亡くなった横山やすしさん。２１日に早くも１３回忌を迎える。吉本興業は２人の爆笑漫才２４本を収録したＤＶＤを同日発売するほか、ＮＧＫ（なんばグランド花月）で特別公演を行うなど“やす・きよ”漫才を再びクローズアップする。（金森三夫）

　コンビ結成２年目で上方漫才大賞の新人賞を獲得するなど、スピードとパワフルな話の展開で漫才の天下を取った２人。やすしさんが亡くなったとき、ＮＨＫや民放のテレビで１３本もの追悼番組が流れ、どれも高視聴率をあげた。

　西川きよしは「今でも自分たちのビデオを見ると、おもろい漫才やなあと思う」といい、やすしさんの愛娘、木村ひかりは「引退したような状態になって２０年近くなるのに、まだ皆さんにおぼえてもらっているのがうれしい。これまでも他のビデオが売れて、お父さんは今もわが家の稼ぎ頭です」と笑って話す。

　新発売のＤＶＤ「横山やすしｖｓ西川きよし（モーレツ漫才ワークス）」には、６分ぐらいの台本を劇場でかけて練り上げ３０分以上の傑作にした「同級生」や「男の中の男」などを収めた。多くはテレビ放送されたもので「局の垣根を越えて集めました」（吉本興業）。

　また１５日から１週間を“追悼ウイーク”とし、ＮＧＫにきよしが漫談で出演するほか、ひかり・さゆみ（宮川大助・花子の愛娘）の漫才や、吉田ヒロがやすしさんに扮（ふん）した新喜劇など、特別プログラムを組んでいる。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080117-00000138-san-ent
(ヤフートピックス引用）

★横山 やすし（よこやま やすし、 1944年3月18日 - 1996年1月21日）は、かつて吉本興業・大阪本社に所属していた漫才師、タレント。本名は木村 雄二（きむら ゆうじ）。身長163cm（本人談）。血液型B型。

高知県宿毛市沖ノ島出身。大阪府堺市堺区に育つ。愛称は「やっさん」。結婚歴2回、離婚歴1回のバツイチ。俳優の木村一八は長男。漫才師さゆみ・ひかりの木村ひかりは次女（この二人は異母兄妹）。長女がいるが一般人の為、殆ど公開されていない。 西川きよしとのコンビでの漫才は、漫才ブームの到来と共に記録的な人気を博し「やすきよ漫才」として20世紀を代表する天才漫才師と呼ばれるまでになった。親友に中学時代の同級生で競艇選手（現選手会長）の野中和夫がいる。

1986年に相方・西川きよしが参議院選挙に出馬し、当選する。やすしはきよしの政界進出を"裏切り"と強く反発していたとも伝えられ、実際に「（きよしの）応援演説をするのか？」という質問に対し「落ちる！ほんまに落ちる！」「応援はせん！落ちる奴にそれ行けと言えんやろ」と厳しい表情で応対していた。一方でやすしは一番に後押ししてくれたともきよしはコメントしている。その反動の大きさもあって酒の量が増え、度重なるトラブルを引き起こし、芸人・タレントとしての生命も徐々に薄れて行く事になる。

なお、この件に関して上岡龍太郎は、師匠ノックと相方きよしの2人が漫才を二の次にして政治家としての道を選んだことに強い失望感を持ったのではないかという旨の発言をしている。

吉本を解雇されて以降、やすしの人生は特に晩年において不遇だったといえる。現在でもやすきよのファンや一部の関係者の間では「あの時、酒をやめれば復帰出来るチャンスがあったのでは?」「飲酒運転しなければ良かったのに」等の声が多い。

やすしの人気絶頂期はほんの些細なスキャンダルもお茶の間に露出してしまう時代になっており、破天荒な生き方を「ネタの肥やし」と正当化するような、旧来の芸人が常套手段とした言い訳は通用しない時代に入っていた。前述の「数々のトラブルはあくまでネタである」というスタンスを貫こうとしたやすしは、この時代の流れに最後まで抗おうとした懐古主義者だったと見ることができる。これらの事象を総括した形で、彼への尊敬と後輩芸人への訓戒の意をもって「最後の破滅型天才芸人」と称される事もある。
（Wikipedia参照）


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